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波Hey!ログ 10月6日

2006/08/28

スタッフカツオの日記 10月6日

ども☆焼酎が似合うカツオです。

確かにワインもいいけど、やっぱ焼酎でしょ。
知ってます。自覚してます。

最近のゴールドコーストは朝一の風がない時間を逃してしまうと本当に強風に悩まされる、春特有の気候に突入している。
日中の気温はうなぎのぼりなのに海水がまだ、やたらと冷たい。
朝の苦手な俺としてはかなり苦しい時期でもある。

ゴールドコーストビーチ

そんな中、風をかわす入り江のビーチで最近人気爆発中のChilliのテストライドを行なった。
ずっと前に乗ってから、エスキモーの進化とか、シェイピングの方向性の変化とか、いろいろ知りたいことがあったので気合も十分。
波のコンディションは膝サイズのショアブレイク、パワー無し。
決して「いい波」とは言えないコンディション。まさに日本でのビーチブレイクを思い出させてくれる。
今回テストライド用にオーダーしたChilliは、「5’10”×18”1/4×2”3/16」のスワローテール。
俗に言うところのセミフィッシュ、というヤツだ。
レールはミディアムより厚みを残したいわゆるミディアムボキシーで、「力の無い波を意識してくれ」と依頼したので、このあたりは依頼どおりの仕上がり。
ただ気になるのはロッカーだ。テールよりのロッカーはかなり押さえられていて、小波タイプなのだがノーズロッカーは結構しっかりと利いている。
とにかく乗ってみる。

Chilli - チリサーフボード

チリサーフボード - ノーズ / テール

まず、明らかに感じたのがテイクオフ、これは速い。パドルが速いと言うより、波の力をボードに少し感じてからの走りが、速い。
力の無いボトムから波が消えてなくなる前に急いでトップターン。
ボトムであれトップであれ、ターン時に気を許してしまうと機嫌を損ねて失速してしまう感じがある。
しかしこんな力の無い波でも、エッジが波にしっかり食い込んで力強く切り返せる。
この感覚はフロントサイドでもバックサイドでも同じだった。
こんな力の無い波にもかかわらず斜めではあるが、スプレーの飛び方は悪くなかった。あとで気が付いた事だが、テールエンドからサイドフィンの上あたりまでのエッジの形状がかなり角張っている、このデザインの影響と思われる。

また、なかなかショルダーが出てこないセクションでパンピングをして、ショルダーのセクションに追いついてからのレールの入り方、スピードのノリ方にはかなりスムーズな繋がりを感じさせてくれた。

あっという間の2時間。
すべてに素晴らしいとまでは言わないが、ライディングに気を使い、真剣に乗れば乗るほど奥の深い印象を与えてくれたボードだった。
マジでレベルアップを目指すサーファーにはお勧めのシェイプデザインではないだろうか!?

サイトで中古で売る約束で買ったボードの為、もう手放さなければならない事が悔やまれる。

またインプレしてほしいボードとかもしあれば、メールでリクエストを夜露死苦!